平成29年4月度レポート

・参考チャート:日経225(平成29年4月度)

4月度の我が国の株式市場は、上図のように、行って来いの展開となりました。世界経済がおおむね堅調に推移していることから、日経平均株価指数は地政学的リスク(北朝鮮問題)や円高局面で下げる場面があったものの19,000円を回復して引けました。しかしながら、トランプ政権における政策リスクの警戒感台頭とファンドの手じまい売りが意識され、上値を追う展開とはなりませんでした。
 
また、外国為替相場も、下図のように、地政学的リスク対応の円買いからドル円は110円を割り込んだものの米国経済の強さが認識されるにつれて、ドルが買い戻され、ドル円は月末にかけて110円を回復して推移しました。

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平成29年3月度レポート

<参考チャート:日経225(平成29年3月度)>

3月度の我が国の株式市場は、上図のように、前月に続きトランプノミクスへの期待から、日経平均株価指数はおおむね19,000円を下値に底堅く推移しました。しかしながら、トランプ政権における政策リスクの警戒感台頭と年度末の手じまい売りに押されて、節目の19,000円を割り込んで引けました。
 
また、外国為替相場も、下図のように、ドル円は110円を下値に底堅く推移したものの米国の政策リスクが認識されるにつれて、リスク回避の動きが強まり、ドル円は月末にかけてドル安円高基調で推移しました。

 

<参考チャート:ドル円(平成29年3月度)>

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平成29年2月度レポート

2月度の我が国の株式市場は、上図のように、前月に続きトランプノミクスへの期待から、日経平均株価指数はおおむね19,000円を下値に底堅く推移しました。市場環境はかなり良化し、また円安基調が鮮明となり、相場全体としてはリスクオフモード基調で推移し、節目の19,000円を超えて引けました。
 
また、外国為替相場も、比較的近い利上げ実施見通しと利上げ回数の増加見通しにより米国の長期金利の持続的な上昇が期待されることから、ドル円は前月に続いてドル高円安基調で推移しました。

 

この結果、前月比で、日経平均株価は約0.4%の上昇、TOPIXも約0.9%の上昇となりました。
 
日経225終値:19,118.99円
TOPIX終値:1,535.32ポイント

一方、当ファンドの基準価額は、インデックスと比較してオーバーパフォームの上昇になりました。
これは当ファンド所有株の一部に好業績決算から強い買い物色の対象となったものがあったことによります。
 
アセット・ミックスファンド基準価額:11,394.42円(前月比+412円∴約3.75%上昇)
対ベンチマーク(日経225):設定来 -0.14%

米国の新大統領就任に伴う政策思惑や各国の金融・財政政策の動向、外国為替変動の影響を受け、今後もボラティリィティの高い相場展開が想定されますが、引続きホールド(保有)をしていきたいと思います。
 
ただし、米国トランプ次期大統領の経済政策方針や金利、為替の動向をみながら、徐々に半分程度までキャッシュ化を行う可能性がありますが、足元はグレートローテンション(債券から株式への投資シフト)局面にあることから、リスク資産の割合を高位維持しております。

また、引き続き米国金利上昇に連動するドル円レートの動きを注視いたします。
 
なお、アセットミックスファンドは第4期(平成28年4月1日~平成29年3月31日)開始にあたり、運用資産額を切りの良い100万円としてリスタートしております。また現在進行月の 3月度は第4期の決算月にあたり、年度パフォーマンスの確定月にあたります。

  
当月の売却銘柄
・なし
 
当月の購入銘柄
・なし


当月の配当・優待権利取り銘柄(2銘柄)
・井筒屋

・ライトオン

 

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平成29年1月度レポート

1月度の我が国の株式市場は、前月に続きトランプノミクスへの期待から、日経平均株価指数はおおむね19,000円を挟んで上下に推移しました。市場環境はかなり良化し、また円安基調が鮮明となり、相場全体としては底堅く推移し、節目の19,000円を超えて引けました。
 
また、外国為替相場も、利上げペースの拡大見通しにより米国の長期金利の持続的な上昇が期待されることから、ドル円は前月に比べればドル安に振れているものの、総じて円安基調で推移しました。

この結果、前月比で、日経平均株価は約0.4%の下落、TOPIXは約0.2%の上昇となりました。
 
日経225終値:19,041.34円
TOPIX終値:1,521.67ポイント

 

また、当ファンドの基準価額は、インデックスとほぼ同じ動きになりました。
   
アセット・ミックスファンド基準価額:10,981.87円(前月比-14円∴約0.13%下落)
対ベンチマーク(日経225):設定来 -3.81%

 

米国の新大統領就任に伴う政策思惑や各国の金融・財政政策の動向、外国為替変動の影響を受け、今後もボラティリィティの高い相場展開が想定されますが、引続きホールド(保有)をしていきたいと思います。
 
ただし、トランプ新大統領の経済政策方針や金利、為替の動向をみながら、徐々に半分程度までキャッシュ化を行う可能性がありますが、足元はグレートローテンション(債券から株式への投資シフト)局面にあることから、リスク資産の割合を内需系銘柄を中核に高位維持しております。

また、引き続き米国金利上昇に連動するドル円レートの動きを注視いたします。
 
なお、アセットミックスファンドは第4期(平成28年4月1日~平成29年3月31日)開始にあたり、運用資産額を切りの良い100万円としてリスタートしております。
 
当月の売却銘柄
・PALTEC
・東洋機械金属


当月の購入銘柄
・船場


当月の配当権利取り銘柄(1銘柄)
・上場インデックスファンド新興国債券

 

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平成28年12月度レポート

12月度の我が国の株式市場は、上図のように、前月に続いてトランプノミクスへの期待から、日経平均株価指数はおおむね右肩上がりに推移しました。市場環境はかなり良化し、また円安基調が鮮明となり、相場全体としては力強く推移し、節目の19,000円を超えて引けました。なお、、年末ベースでは、前年比0.4%上昇して引けました。


また、外国為替相場も、12月の利上げ実施と利上げペースの拡大見通しにより米国の長期金利の持続的な上昇が期待されることからドル円は前月に続いてドル高円安基調で推移しました。


この結果、前月比で、日経平均株価は約4.4%の上昇、TOPIXも約3.3%の上昇となりました。
 
日経225終値:19,114.37円
TOPIX終値:1,518.61ポイント

 

一方、当ファンドの基準価額は、インデックスと比較してオーバーパフォームの上昇になりました。
これは当ファンド所有株の一部の中小型株に好業績決算から強い買い物色の対象となった銘柄があったことによります。

 

アセット・ミックスファンド基準価額:10,995.59円(前月比+671円∴約6.50%上昇)
対ベンチマーク(日経225):設定来 -4.10%

 

米国の新大統領就任に伴う政策思惑や各国の金融・財政政策の動向や外国為替変動の影響を受け、今後もボラティリィティの高い相場展開が想定されますが、引続きホールド(保有)をしていきたいと思います。


ただし、米国トランプ次期大統領の経済政策方針や金利、為替の動向をみながら、徐々に半分程度までキャッシュ化を行う可能性があります。今月もグレートローテンション(債券から株式へ)局面であることから、リスク資産の割合を高位維持しております。

また、引き続き米国金利上昇に連動するドル円レートの動きを注視いたします。

 

なお、アセットミックスファンドは第4期(平成28年4月1日~平成29年3月31日)開始にあたり、運用資産額を切りの良い100万円としてリスタートしております。

 

当月の売却銘柄
・九州リースサービス
・イノテック
・三光マーケティングフーズ
・東亜DKK(短期)
・きちり(優待獲得)

 

当月の購入銘柄
・PALTEC
・東亜DKK(短期)
・きちり(優待獲得)

 

当月の配当権利取り銘柄(2銘柄)
・JHR
・きちり

 

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