平成29年1月度レポート

1月度の我が国の株式市場は、前月に続きトランプノミクスへの期待から、日経平均株価指数はおおむね19,000円を挟んで上下に推移しました。市場環境はかなり良化し、また円安基調が鮮明となり、相場全体としては底堅く推移し、節目の19,000円を超えて引けました。
 
また、外国為替相場も、利上げペースの拡大見通しにより米国の長期金利の持続的な上昇が期待されることから、ドル円は前月に比べればドル安に振れているものの、総じて円安基調で推移しました。

この結果、前月比で、日経平均株価は約0.4%の下落、TOPIXは約0.2%の上昇となりました。
 
日経225終値:19,041.34円
TOPIX終値:1,521.67ポイント

 

また、当ファンドの基準価額は、インデックスとほぼ同じ動きになりました。
   
アセット・ミックスファンド基準価額:10,981.87円(前月比-14円∴約0.13%下落)
対ベンチマーク(日経225):設定来 -3.81%

 

米国の新大統領就任に伴う政策思惑や各国の金融・財政政策の動向、外国為替変動の影響を受け、今後もボラティリィティの高い相場展開が想定されますが、引続きホールド(保有)をしていきたいと思います。
 
ただし、トランプ新大統領の経済政策方針や金利、為替の動向をみながら、徐々に半分程度までキャッシュ化を行う可能性がありますが、足元はグレートローテンション(債券から株式への投資シフト)局面にあることから、リスク資産の割合を内需系銘柄を中核に高位維持しております。

また、引き続き米国金利上昇に連動するドル円レートの動きを注視いたします。
 
なお、アセットミックスファンドは第4期(平成28年4月1日~平成29年3月31日)開始にあたり、運用資産額を切りの良い100万円としてリスタートしております。
 
当月の売却銘柄
・PALTEC
・東洋機械金属


当月の購入銘柄
・船場


当月の配当権利取り銘柄(1銘柄)
・上場インデックスファンド新興国債券

 

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