12月度の我が国の株式市場は、上図のように、前月に続いてトランプノミクスへの期待から、日経平均株価指数はおおむね右肩上がりに推移しました。市場環境はかなり良化し、また円安基調が鮮明となり、相場全体としては力強く推移し、節目の19,000円を超えて引けました。なお、、年末ベースでは、前年比0.4%上昇して引けました。
また、外国為替相場も、12月の利上げ実施と利上げペースの拡大見通しにより米国の長期金利の持続的な上昇が期待されることからドル円は前月に続いてドル高円安基調で推移しました。
この結果、前月比で、日経平均株価は約4.4%の上昇、TOPIXも約3.3%の上昇となりました。
日経225終値:19,114.37円
TOPIX終値:1,518.61ポイント
一方、当ファンドの基準価額は、インデックスと比較してオーバーパフォームの上昇になりました。
これは当ファンド所有株の一部の中小型株に好業績決算から強い買い物色の対象となった銘柄があったことによります。
アセット・ミックスファンド基準価額:10,995.59円(前月比+671円∴約6.50%上昇)
対ベンチマーク(日経225):設定来 -4.10%
米国の新大統領就任に伴う政策思惑や各国の金融・財政政策の動向や外国為替変動の影響を受け、今後もボラティリィティの高い相場展開が想定されますが、引続きホールド(保有)をしていきたいと思います。
ただし、米国トランプ次期大統領の経済政策方針や金利、為替の動向をみながら、徐々に半分程度までキャッシュ化を行う可能性があります。今月もグレートローテンション(債券から株式へ)局面であることから、リスク資産の割合を高位維持しております。
また、引き続き米国金利上昇に連動するドル円レートの動きを注視いたします。
なお、アセットミックスファンドは第4期(平成28年4月1日~平成29年3月31日)開始にあたり、運用資産額を切りの良い100万円としてリスタートしております。
当月の売却銘柄
・九州リースサービス
・イノテック
・三光マーケティングフーズ
・東亜DKK(短期)
・きちり(優待獲得)
当月の購入銘柄
・PALTEC
・東亜DKK(短期)
・きちり(優待獲得)
当月の配当権利取り銘柄(2銘柄)
・JHR
・きちり
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