平成28年10月度レポート

 9月度の我が国の株式市場は、上図のように、日経平均株価指数は16,800円を中心として上下400円幅で推移しました。市場環境は良好とはいえないものの、特に日銀のETF購入実需とその期待から底割れすることなく小安く引けました。
 
また、外国為替相場もドル円はおおむね100-104円のレンジでドル安円高基調で推移しました。

 

この結果、前月比で、日経平均株価は約2.6%の下落、TOPIXも約0.6%の下落となりました。
 
日経225終値:16,449.84円
TOPIX終値:1,322.78ポイント

 

一方、当ファンドの基準価額は、インデックスと比較してオーバーパフォームの上昇となりました。
これは当ファンド所有株の多くがディフェンシィブな内需系の中小型株で物色の対象にあがったこと、また一部保有銘柄の売却益を計上したことによります。
 
アセット・ミックスファンド基準価額:9,665.06円(前月比+171円∴約1.79%上昇)
対ベンチマーク(日経225):設定来 -1.51%

 

各国の金融・財政政策の動向や外国為替変動の影響を受け、今後もボラティリィティの高い相場展開が想定されますが、引続きホールド(保有)をしていきたいと思います。
 
ただし、米国の再利上げ観測や金利、為替の動向をみながら、徐々に半分程度までキャッシュ化を行う可能性があります。

すでに今月末においてキャッシュポジションが約31%まで上昇しています。

引き続き米国金利上昇に連動するドル円レートの動きを注視いたします。
 
なお、アセットミックスファンドは第4期(平成28年4月1日~平成29年3月31日)開始にあたり、運用資産額を切りの良い100万円としてリスタートしております。
 
当月の売却銘柄
・サンリツ
・JKHD
・共立印刷
・スクロール(優待)


当月の購入銘柄
・スクロール(優待)


当月の配当権利取り銘柄(4銘柄)
・共立印刷
・スクロール
・イノテック
・ダイドーリミテッド(無配)
・京阪神ビルディング

 

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