3月度の我が国の株式市場は、2月度までの大幅下落の反動から反発上昇の動きとなりました。中国をはじめとした新興国経済の過度な先行き不安感が薄れ、原油などの商品市況の反発によって資源国経済の不透明感も薄れたため反発して推移しました。
また、本国のマイナス金利政策も定着しつつあり、僅かながらプラス面も現れてきました。
こうした結果、前月比で、日経平均株価は約4.5%の上昇、TOPIXも約3.8%の上昇となりました。
日経225終値:16,758.67円
TOPIX終値:1,347.2ポイント
一方、当ファンドの基準価額は、インデックスと比較してアンダーパフォームの上昇にとどまりました。
これは当ファンド所有株の多くがディフェンシィブな内需関連株であり安定的な銘柄群であったこと、またキャッシュ滞留させていたためと考えられます。
アセット・ミックスファンド基準価額:11,471.08円(前月比+388.10円∴約3.5%上昇)
再利上げ見通しの変化を織り込みつつある米国株式市場やまだ安定しない新興国市場の影響を受け、今後もボラティリィティの高い相場展開が想定されますが、引続きホールド(保有)をしていきたいと思います。
ただし、米国の再利上げ観測や金利、為替の動向をみながら、機動的に半分程度のキャッシュ化を行う可能性があります。
とりわけドル円レートの動きを注視しています。
当月の売却銘柄
・なし
当月の購入銘柄
・なし
当月の配当権利取り銘柄(7銘柄)
・イノテック
・ニッコウトラベル
・JKHD
・共立印刷
・ダイドーリミテッド
・京阪神ビルディング
・はるやま商事
スポンサーサイト