平成28年2月度レポート

2月度の我が国の株式市場は、1月度に引き続いて波乱の展開となりました。中国をはじめとした新興国経済の先行きを警戒、また原油安など商品市況の悪化による資源国経済の不透明感が強まり大幅に下落して推移しました。

また、本国のマイナス金利政策への評価が芳しくなく、国内では金融株が大きく値を下げました。

 

その結果、前月比で、日経平均株価は約8.5%の下落、TOPIXも約9.4%の下落となりました。
 
日経225終値:16,026.76円

TOPIX終値:1,297.85ポイント


一方、当ファンドの基準価額は、インデックスと比較してオーバーパフォームの下落にとどまりました。
これは当ファンド所有株の多くがディフェンシィブな内需関連株であり安定的な銘柄群であったこと、またキャッシュ滞留させていたためと考えられます。

 

アセット・ミックスファンド基準価額:11,082.98円(前月比-369.5円∴約3.3%下落)

 

再利上げが意識される米国株式市場や波乱の新興国市場の先行きがなお不透明なことから、今後もボラの高い相場展開が想定されますが、引続きホールド(保有)をしていきたいと思います。

 

ただし、米国の再利上げ観測や金利動向をみて、機動的に半分程度のキャッシュ化を行う可能性があります。

 

当月の売却銘柄

・なし

当月の購入銘柄
・なし

 当月の配当権利取り銘柄
・井筒屋(無配)

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